2025年春日本公開予定
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「この息を呑むような感動的なドキュメンタリーは、圧倒的な美しさと心に響く深いメッセージを兼ね備えています。 ぜひ映画館の大スクリーンで体験してください。人生を変えるような忘れられない時間が、あなたを待っています!」 ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 5つ星レビュー
— グレーム・タケット氏(NZ全国紙 Stuff.co.nz)
映画『PACIFIC MOTHER』について
「PACIFIC MOTHER」は、沖縄、ハワイ、タヒチ、クック諸島、 ニュージーランドの女性たちの出産経験を通じて、自然の叡智を見つめた作品です。
出産は未来へ命を紡ぐ奇跡であり、何億年もの間、変わらず続いてきました。
この作品は自然と共に生きる女性たちの物語を通じて、海と人, そしてコミュニティの つながりについて問いかけます。
あらすじ
沖縄出身の福本幸子は、地元で叶わなかった自宅水中出産の夢をパートナーでフリーダイバー 元世界チャンピオンのウィリアム・トラブリジの故郷 ニュージーランドで 実現します。
「すべての女性に幸せなお産を」という願いを胸に、ハワイ、タヒチ、 クック諸島、ニュージーランドのたおやかな海の女性たちと繋がりコミュニティの重要性、伝統の大切さ、自然との繋がりを探求します。
自然豊かな土地でも出産の選択肢が限られる現実に直面しながら、彼女達の「ポジティブなお産」に触れ、自身も2人目の出産に向けて歩み出す幸子。
その旅で得た「お産は母と子だけでなく、家族やコミュニティ全体の幸せに繋がる」というメッセージを、自分の娘や次世代の女性たちに届けることができるのでしょうか?
テーマとメッセージ
「PACIFIC MOTHER」は、海の女性の出産を通じて、 自然の叡智を見つめた作品です。
登場する女性たちのストーリーは、自宅出産、水中出産、コロナ禍での病院出産、帝王切開、自然の中での出産など様々です。 共通しているのは、自らの内なる感覚を 大切にし、助産師やコミュニティの支えを受けたことでした。どこでどのように産むかではなく、女性が安全で安心できる環境で、自らの権利が尊重されることが最も重要だと彼女たちは語ります。
さらに、本作は、「女性(出産)」と「環境(海)」という二つのテーマを、美しい自然の映像で重ね合わせ、社会で弱い立場に置かれがちな存在の権利に光を当てました。
羊水と海水が似ていることは科学的に証明されており、地球の80%が、人間の体内の80%が水で成り立つという共通点があります。 しかし、生命の起源である「母なる海」が今、危機に瀕しています。
現代社会の進化により、人やコミュニティ、自然とのつながりが薄れつつある今、この作品が内なる自分、コミュニティ、そして自然との関係を見つめ直すきっかけとなることを願い、太平洋の島国ニュージーランドからお届けします。
「PACIFIC MOTHER」の世界に深く潜り、 海の底と内なる自分とつながり、そのボルテックスの循環を感じてみませんか?
心の眼でご覧ください。
登場人物・海の女性たち
『PACIFIC MOTHER』は、映画『アバター』の水中カメランピート・ズッカリーニをはじめとする プロフェッショナル 達が関わり、美しい海のシーンが描かれています。
映画音楽は、『ロード・オブ・ザ・リング』にも携わったPLAN9が監修。ストーリーが展開する島々、沖縄、ハワイ、クック諸島、タヒチ、ニュージーランドの土地の音楽を、地元ミュージシャンたちと共に紡ぎ上げました。
ディズニー映画『モアナ』や『モアナ2』の音楽に携わったオリヴィア・フォアイが、映画のために特別に作詞・作曲したオリジナルテーマ曲「マイ・アナムア ~時を紡いで~」(仮邦題)。鯨の鳴き声のように、澄んだ美しい彼女の声が歌い上げるこの曲は、映画のメッセージを力強く、深く心に響かせます。
製作スタッフ
オリジナルコンセプト: 福本幸子
監督: キャサリン・マックラエ(Katherine McRae)
キャサリンは2007年から映像監督として活動し、「ショートランドストリート」や「ゴー・ガールズ」などの人気ドラマを手掛け、2019年にドキュメンタリー映画に進出しました。 短編『Abandon Ship』は多くの映画祭で上映され、2019年の短編ドキュメンタリー『Water Baby』は700万回以上再生され、Loading Docsで最も視聴された作品となりました。 現在、大学で演出と演技を教えています『Go Girls』『Nothing Trivial』『Shortland Street』など、ニュージーランドを代表するシリーズに携わってきた実績をもち、深い洞察力で ストーリーを紡ぐ監督として知られています 。
プロデューサーチーム:
小澤みぎわ(Migiwa Ozawa)
小澤みぎわは、ニュージーランド在住30年以上の映像プロデューサーで、日本とニュージーランドの映像業界をつなぐ架け橋として活躍してきました。 パシフィック諸島の中心的な拠点としての経験を活かし、海と自然を愛し、先住民族と深い関わりを持ちながら、伝統に根ざした未来を創るプロジェクトに情熱を注いでいます。 これまでに『ラストサムライ』や『Xena: Warrior Princess』などの大作をはじめ、映画、ドキュメンタリー、テレビ番組の制作で国際的な経験を積み、特にCMプロデューサーとしても 活躍。日本企業のニュージーランド撮影を数多くサポートしてきました。2019年には『Water Baby』がオンラインで7.8百万回以上の視聴を記録。彼女が手掛ける作品は常に高い評価を受けています。
アレックス・リード(Alex Reed)
Bloom Picturesのオーナー兼リードプロデューサー、アレックス・リードは、ケン・ローチ監督の映画5本で制作のキャリアをスタートさせました。彼女はニュージーランドの映画業界における第一人者であり、ドキュメンタリーとドラマの両方に情熱を持つ、経験豊富なクリエイティブなスクリーンプロデューサーです。アレックスは、映画やテレビの制作において20年以上の経験を誇り、ストーリー開発やプロジェクト提案において非常に高い評価を受けています。
カリン・ウィリアムズ(Karin Williams)
カリン・ウィリアムズは、クック諸島出身のニュージーランドの映画プロデューサーです。太平洋の文化に深い繋がりを持ち、ドラマ、ドキュメンタリー、テレビなど様々なジャンルで活躍しています。彼女は少数派の声を届けることに情熱を注ぎ、特に太平洋諸島の人々の物語に焦点を当てた作品を手掛けてきました。多様性と文化的表現を重視し、ニュージーランドおよび太平洋映画業界で重要な役割を果たしています。
編集: ララ・ロールズ
音楽:PLAN9
『ロード・オブ・ザ・リング」(原題:The Lord Of The Rings: Rings Of Power) 参加ミュージシャン参加:ゲレン大嶋(日本)Maurice Port(クック諸島) (タヒチ) (ハワイ) (NZ)
ポストプロダクション: POW STUDIO
ポウ・ポスト(POW Studio)『ロード・オブ・ザ・リング』 (原題:The Lord Of The Rings: Rings Of Power) 参加
オリジナル・テーマソング:マイ・アナムア
オリジナル・テーマソング:「マイ・アナムア Mai Anamua 時を紡いで~(仮邦題) オリヴィア・フォアイ(Oliva Foa'i) ディズニー映画『モアナ』や『モアナ2』フィーチャー
撮影監督・水中映像撮影
ジャスティン・タコースキー (Justin Turkowski) [ハワイ]
ティム・マッケンナ、ケルシー・ウィリアムソン (Tim McKenna, Kelsey Williamson) [タヒチ]
ジョニー・ビーズリー、マリノ・エバンス (Johnny Beasley, Marino Evans) [クック諸島]
ジェイク・モコモコ (Jake Mokomoko) [アオテアロア、ニュージーランド]
長谷 和則、古山利之、砂川 達則 [日本]
ジョナサン・サンネックス、ピーター・ズッカリーニ ウィリアム・トルブリッジ (Jonathan Sunnex, Peter Zuccarini, William Trubridge)
文化アドバイザー
アメリア・カパ (Amellia Kapa)[マオリ]
カリン・ウィリアムズ (Karin Williams)[クック、ハワイ、タヒチ]
ドーリング景子 (Keiko Doering)[日本]
予告編
受賞歴と映画祭
NZドキュメンタリー映画祭 最優秀作品賞
NZドキュメンタリー映画祭 最優秀監督賞、撮影賞、編集賞
ハワイ国際映画祭 パシフィカ賞 ファイナリスト
ネイティブレンズ映画祭 公式選出
2024 FIFO(オセアニア国際ドキュメンタリー映画祭)特別上映
太平洋人権映画祭 公式選出